健康づくり企業の紹介

健康づくりに役立つ取組みを紹介します

ユーシン建設株式会社

ユーシン建設株式会社

砺波市三郎丸56

業種: 建設業
従業員数: 12名
(平成30年3月時点)

ゴミ拾いのウォーキングがきっかけに

平成29年度 「のばそう健康寿命!健康づくり企業大賞」 受賞企業

平成28年度 健診状況

  • 定期健診-受診率100%、有所見者率75%、有所見者への保健指導率100%
  • 特定健診-受診率100%、特定保健指導実施率100%
  • がん検診-胃がん100%、肺がん100%、大腸がん100%、乳がん100%、子宮がん100%

評価ポイント(主な取組み)

  • 従業員の飲料調査を行い、清涼飲料水の講習会を実施したうえで、自動販売機の飲料を低脂肪・低糖・水・お茶中心に変更
  • 月1回会議後に体操や軽い運動を実施
  • 月2回道路の清掃ボランティアを行いながら2Km歩く
  • 健診受診の自己負担分については、会社が負担
  • 月1回50分程度健康管理に関する講習を実施(食生活・食中毒等)
  • 社内に健康づくり担当者を2名配置
  • 有給休暇の計画的な取得のため、有給取得率を計算し、管理票を作成
  • 経営重点方針に健康経営を明記

健康づくりReport

ゴミ拾いのウォーキングがきっかけに

ゴミ拾いのウォーキングがきっかけに

ゴミ拾いのウォーキング。月2回、会社周辺を2kmほど歩く

ゴミ拾いのウォーキングがきっかけに

ユーシン建設は地域に根ざした建設会社である。 同社が社員の健康づくりを意識するきっかけとなったのは、平成12年から続けている地域貢献を兼ねたボランティア清掃だったという。月2回会社周辺の約2kmを歩きながら、ゴミ拾いを始めた。これが、「気持ちがいい」「リフレッシュできる」と社員の間でも好評となり、健康づくりについて様々な取り組みを進めていくことになったそうだ。
健康づくりのプランを立案する社員2人を配置。これまで年2〜3回、砺波市内の体育センターで体力測定を行い、月1回、工程会議後の10〜15分程度、タオルを使ってストレッチする体操も、和気あいあいと楽しみながら体を動かす恒例のものとなっている。
「会社の方針として健康経営を取り入れてから、社員の意識はずいぶん変わりました。社内の雰囲気も良くなったと感じています」と、健康づくりの担当者の一人、総務部長の野理穂枝さんは話す。

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タオルを使った簡単なストレッチ

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健康づくりを担当する社員の一人、
野理穂枝さん。「健康づくりに取り組んで意識が変わりました」

「健康講話」で健康づくりを改善

同社が健康づくりのメインとして行っているのが、毎年テーマを決めて行っている「健康講話」だ。これまで、「熱中症」「飲料水」といったテーマで、外部講師を招いた話とともに、社内の調査や個人指導がある。「飲料水」のときは、講話や社内調査の分析から、自動販売機の飲料を低脂肪、低糖、水、お茶を中心に変更したという。
この日は「油断大敵」というテーマのもと、油分摂取について2回目の講話が行われた。集まったのは健康診断でコレステロールなどの数値が高めの社員。講師からは、スナック菓子やカップ麺などの見えない油分を含む食べ物に気をつけること、植物性の油分を摂るよう心がけることなど、クイズを交えながら説明があった。引き続き、講師による個人指導が行われ、日頃の食生活をヒアリングしながら、注意する点などの改善方法をアドバイスした。 野理さんは「健康づくりは続けることが大切。とくに食生活は会社だけではありません。家族の方にも伝わるような情報を届けていきたいですね」と話した。

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「健康講話」に引き続き行われた
食生活についての個人指導

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健康講話と社内調査から
飲料を見直した自動販売機

とやま健康ラボ Report

健康を意識すると
会社の雰囲気も変わるようです。

Voice~社員の声~

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「小さな会社ですが、社員の健康づくりはとても充実しています」と話す北野和輝さん。

工程会議の後に、いつも野理さんから健康に関するいろんな話があり、毎回考えさせられています。会社から歩数計を支給されてから、歩くことを意識するようになりました。休日も歩いたりしています。おかげで少し体重も落ちましたね。目に見える形に現れると意欲もわいてくるものです。会社のため、家族のためには健康がなにより。これからは、食生活も改善できればと思っています。

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