健康づくり企業の紹介
健康づくりに役立つ取組みを紹介します
株式会社 織田幸銅器
平成26年度 「元気とやま健康づくり企業表彰」 受賞企業
平成26年度 健診状況
- がん検診-胃がん100%、乳がん100%、子宮がん100%、肺がん100%、大腸がん100%
- 定期健診-受診率100%、有所見者率12%
- 有所見者への保健指導率100%
評価ポイント(主な取組み)
○小規模の事業場であるが、できることから取り組んでおり、会社設立時から43年間継続したラジオ体操の実施や健診受診率・保健指導率100%を維持
- 健康診断(毎年1回、10ヶ月に1回を目安)
- ラジオ体操(毎朝事業前に実施)
- 外部講師による健康体操の実施(毎月1回)
- 禁煙・分煙対策(完全分煙)
健康づくりReport
健康づくりは、40年余り続く毎朝のラジオ体操で
毎朝8時25分から始まるラジオ体操。第1と第2を行う
健康づくりは、40年余り続く毎朝のラジオ体操で
織田幸銅器は、高岡市でおよそ90年続く銅器卸売業の老舗だ。
朝8時25分、従業員が配送ヤードに集まってくる。ラジオ体操の音楽が流れはじめた。全員が音楽に合わせて大きく体を動かす。屋根があるので、雨や雪の日も大丈夫。掃除や準備で出てこれない人は持ち場で体操しているのだという。 朝の運動は気持ちもよさそうだ。これが、同社で40年余り続く健康法のひとつになっている。 「若いころから心臓が弱くて苦労しました」と話すのは社長の織田幸市さん。仕事は何より健康な体があってこそと、自身の体験からラジオ体操を行うことを提案し、会社を継いだ頃から始めたそうだ。
ラジオ体操第1と第2。5分ほどの運動だが、毎朝続けるのは並大抵のことではない。まして、それが40年以上に渡り継続しているのには恐れ入る。「知り合いの会社もやりはじめたりしましたが、なかなか続かない。継続こそ力なり、でしょうか」と織田社長は話す。このラジオ体操は習慣としてすっかり定着し、従業員にとっても頭と体を仕事モードにスイッチするいい時間になっているという。
やはり健康法は続けることが大切ということですね
自身の体験から
ラジオ体操を提案した織田社長1時間の健康体操を、月1回開催
同社では、毎朝のラジオ体操と合わせて、月1回、専門の講師を招いて健康体操も行っている。
従業員の健康に気をくばることは、会社の大小に関係のない共通の課題だ。たとえ小さな会社でも工夫しだいで成果を上げることはできるように感じた。「どんなに能力があっても、健康でなければ力を発揮することはできません。健康な体を維持することは、自分のためなんです」。健康のありがたさを身にしみて知る織田社長は、常々そう言い続けて、従業員とともに健康づくりに努めている。
月1回の健康体操はショールームに集まって開催
毎日の体操が、健康のバロメーターになる。
それはいいことです!Voice~社員の声~
「毎朝のラジオ体操で体調がわかる」と話す塚越幸美さん
毎朝のラジオ体操はもう日課のひとつで、体のバロメーターになっています。休み明けに出社して体操すると、体が硬くなっているのがわかるんです。健康体操で教えてもらった運動も、自分が都合悪いなと思ったら自宅でアレンジしながらやってみたり。とても役立っています。何でもそうですが、とくにこうした体操は毎日続けることで効果が出てくるものだと、自分自身の体で実感しています。