健康づくり企業の紹介
健康づくりに役立つ取組みを紹介します
株式会社 アイザック
平成26年度 「元気とやま健康づくり企業表彰」 受賞企業
平成25年度 健診状況
- がん検診-胃がん43%、乳がん29%、子宮がん33%、肺がん100%、大腸がん56%
- 定期健診-受診率98%、有所見者率26%
- 有所見者への保健指導率95%
評価ポイント(主な取組み)
○高い健診受診率・保健指導率。人間ドックや検診等への補助の実施
○社員食堂でのバランスに配慮した食事の提供や職場内スポーツの推進、階層別のメンタルヘルス教育など、総合的な健康づくりの取り組みを実施
- 人間ドック等受診補助(45、50、55、60歳時は全額、50歳以上の希望者は1/2補助)
- がん検診等補助(45歳以上の希望者へPET-CT、脳ドック検査費用の一部を補助)
- 職場内スポーツの推進(運動会、ソフトボール大会、ボーリング大会等の開催)
- クラブ、同好会支援(ゴルフ、陸上、野球、サッカークラブ等に助成)
- 職場環境の整備(社員食堂でのバランスに配慮した食事の提供など)
- メンタルヘルス教育(階層別研修の開催、産業医による指導など)
- 禁煙・分煙対策(完全分煙)
健康づくりReport
心身両面から、総合的な健康づくりに取り組む
定期的に行う産業医の相談と指導で、普段から健康意識を高める
心身両面から、総合的な健康づくりに取り組む
「当社では、従業員の病気の早期発見と予防のため、通常の健康診断に加え、人間ドックは45歳、50歳、55歳、60歳の人には会社が全額補助、50歳以上の希望者は半額を補助しています。また、脳ドックやPETがん検診も会社が一定の額を補助し、従業員の負担を少なくしています。スポーツイベントによる健康づくりもさかんですね」と話すのは人事総務部長の堀川義明さん。
産業医を招いた健康相談を定期的に行ない、日々の体調管理に配慮しているほか、健康診断の内容を産業医がチェックし、改善が必要と思われる人を対象にした個別の指導も徹底。普段から生活習慣などに対してどうやって気を遣ったらよいかを幅広くアドバイスし、健康に気を配る意識が高まるよう努めているという。
また、メンタルヘルス教育も重視している。階層別に研修会を開催したり、産業医の指導を仰ぐなど、メンタル面のサポートに配慮し、健康な体と心で仕事に取り組めるような体制を整えている。
健康意識をつねに自覚してもらうこと。
それが大切同社の健康づくり体制について話をする堀川部長(左)と人事労務課主任の南塚香理さん
栄養とおいしさで満足をもたらす料理を提供
環境事業本部(富山市)の社員食堂は、おいしい料理で栄養を摂ってもらおうという会社の考えから30年ほど前につくられ、専業の職員が調理にあたっている。当時からずっと料理を作り続けているのは小林笑子さん。「料理はメイン、小鉢、味噌汁、漬物が基本。栄養バランスも考え、必ず野菜を加えるようにしています。おいしいものを食べてほしいので、ほとんどが手づくり。添加物や冷凍物は使いません。肉じゃが、きんぴら、などおふくろの味が多いですね。現場で働く人も多く、いろんな方に満足を感じてもらえるよう料理を工夫しています」。
決まった献立表などは特になく、その日のいいものを見極めて毎日料理を作っているそうだ。「新鮮なものを使うことが一番、体にもよいのでは」と小林さん。スタミナをつけるため、ニンニクを少し効かせるのも隠れたポイントらしい。「母親なら誰でも子供の健康に気をつけた料理を作りますね。私もそういう感じでやっています」。小林さんの母心がこもった料理は、栄養はもちろん、おいしさで心まで満たしている。
メニューづくりから調理まで、自社で一貫して行う食堂(環境事業本部)
栄養はもちろん、母親のような心でつくる温かい料理もいいですね
Voice~社員の声~
「お昼でしっかり栄養が摂れてうれしい」と話す知原宏明さん
昼は毎日食堂で食べています。毎日、何が出るかとても楽しみですね。肉、魚、野菜といろんな料理が出ますが、栄養面も考えてあり、満足感もあります。豚汁はこれまで食べたことのない味で、すごくおいしい。社会人の硬式野球クラブに所属していて、一人暮らしということもあり普段から栄養には気を遣いますが、このお昼が自分のエネルギー源になっています。