健康づくり企業の紹介
健康づくりに役立つ取組みを紹介します
株式会社 廣貫堂
平成27年度 「元気とやま健康づくり企業表彰」 受賞企業
平成26年度 健診状況
がん検診-胃がん100%、乳がん20%、子宮がん8%、肺がん100%、大腸がん78%
定期健診-受診率100%、有所見者率20%、有所見者への保健指導率100%
特定健診-受診率100%、特定保健指導実施率100%
評価ポイント(主な取組み)
○高い健診受診率、保健指導率、がん検診受診率
○総合的な健康づくりを実施(保健指導対象者への食事指導のほか、運動教室やメンタルセミナーの開催など)
・健診結果を踏まえ、有所見者・特定保健指導対象者への指導を徹底(保健師による面談・食事指導)
・健康保険組合が主体となったウォーキング教室の実施のほか、県内ウォーキング大会を社内で案内(リレーマラソン、ウォーキングイベントへ参加)
・社内安全衛生委員会が「心と体の健康づくり推進計画」を立案し、メンタルセミナー等を開催
・完全分煙
健康づくりReport
人々に健康を届ける企業として、社員の健康づくりも総合的に支援
社員の健康づくりを徹底させる、各種の社内セミナーを開催
人々に健康を届ける企業として、社員の健康づくりも総合的に支援
廣貫堂は明治9年の創業以来、約130年にわたって和漢薬を中心に製造し、全国へ配置してきた企業である。
社員の健康づくりは、製薬会社ということもあり「まず私たち自身が健康でなければという意識は強いですね。日頃からみんなが心がけています。私が入社した頃から感じていました」と語るのは総務人事部の中嶋郁代さん。実際、独自の単一健保として昭和3年に組織された廣貫堂健康保険組合は県内では一番古い歴史を持つという。 同社では、健康診断の結果を受けて、要検査の方には病院へ行くよう受診勧奨をしたり、35歳以上のすべての方を対象に、5年ごとに人間ドックへ行くよう規定している。再診査になった方には医師会から保健師さんに来ていただき、生活習慣を見直すよう健康指導や食事指導を行っている。
また、5年ほど前から安全衛生委員会が「心と体の健康づくり推進計画」を立案。近年多くなったメンタルヘルスのサポートをはじめ、ストレスにどう対応していくかなど、様々なセミナーを通じて社員の健康づくりを徹底しているという。とりわけ環境の変化が大きい新入社員に対しては、一対一で先輩社員が見守り、心配ごとなどがあればいつでも相談できる体制をとっている。
定期的な健康診断が、健康を守ることにつながります
お話を伺った
総務人事グループの中嶋さん。
ウォーキング大会にも参加している
気軽にできるウォーキングは、おすすめの健康法
運動面では、ウォーキングに力を入れていることがあげられる。毎年恒例になっているのは、体育の日近くに行われる、家族を含めたウォーキング大会。みんなが気軽に楽しめるよう、環水公園から中島閘門までの約5キロと、比較的短い距離の設定だ。自遊館リフレッシュプラザのインストラクターに指導してもらい、終わったあとにはジムも使えるようにしており、一日フルに体を動かせるようなプログラムになっている。毎回、50〜60人の参加者があるそうだ。昨年は労働組合も協賛したいという申し出があり、動きは広がっている。
また、県が行っている「県民歩こう運動推進大会」の情報を社内の掲示板を通じて発信し、参加を募ったりもしているそうだ。こうした歩くイベントは県内各地で大小様々に行われている。誰でも気軽に参加でき、自分のペースで歩くことができるのでおススメらしい。リレーマラソンにも積極的に参加。毎回社員の30〜40人が走るのだという。
毎年開催している社内のウォーキング大会には50〜60人が参加
気軽にできるウォーキングは、取り組みやすい運動の一つですね
Voice~社員の声~
「人間ドックがよい気づきになった」と、
自分の体験を語る
総務人事部長の岩城裕一さん
実は、私も会社規定の人間ドックを受けたところ、ある数値が高いことがわかり、すぐに病院で診てもらったんですが、ありがたいことに今では平常値に戻りました。これもドックを受けたおかげですね。それ以来、健康には気をつけることになりました。昔からかなりのヘビースモーカーだったのですが、タバコは一切やめました。いい気づきを与えてもらいましたね。