健康づくり企業の紹介

健康づくりに役立つ取組みを紹介します

株式会社 アルト

株式会社 アルト

富山市水橋市田袋280

業種: 産業廃棄物処理業
従業員数: 81名
(平成28年12月時点)

ラジオ体操を始めて以来、小さなミスや事故が減少

平成28年度 「のばそう健康寿命!健康づくり企業大賞」 受賞企業

平成27年度 健診状況

定期健診-受診率100%、有所見者率49.9%、有所見者への保健指導率0%

特定健診-受診率100%、特定保健指導実施率0%

がん検診-胃がん -%、肺がん100%、大腸がん100%、乳がん100%、子宮がん100%

評価ポイント(主な取組み)

○高い健診受診率、がん検診受診率

○健康情報等を社内に掲示し、様々な情報提供を行っている。

・完全分煙、喫煙室に禁煙治療に関する情報を掲示

・健康に関する情報を社内に掲示(食中毒・熱中症・風邪等、年4回更新)

・毎朝ラジオ体操実施

・熱中症対策(定期的に無線で呼びかけ、熱中症予防飴の設置)

・会社負担でインフルエンザ予防接種を従業員全員に実施

・メンタルヘルス相談窓口設置

健康づくりReport

ラジオ体操を始めて以来、小さなミスや事故が減少

ラジオ体操を始めて以来、小さなミスや事故が減少

全員揃ってラジオ体操。始めてからミスや事故が減ったという。

ラジオ体操を始めて以来、小さなミスや事故が減少

アルトは、一般・産業廃棄物の収集と運搬をはじめ、各種のリサイクルに取り組む企業である。
正面にテレビの録画を映し、全員揃ってラジオ体操を行う。同社の毎朝の恒例シーンだ。暖かいシーズンや天気の良い日は、外ですることにしているそうだが、さわやかな空気の中での体操は、気持ちのいい時間になっている。「体と頭をシャキッとさせて仕事に取り組む。それが一番の狙いですかね。始めた当初から、リーダーが前に立ち緊張感をもって行っています。」と話すのは常務取締役の前田隆さん。出社した朝といっても、まだ体の動きや頭の回転は鈍りがちな人も多く、思わぬ事故を招きかけない。朝から気を引き締めることが大切である。始めてから4年半ほど経つそうだが、以来、小さなミスや事故が少なくなったという。ほんの数分の運動でも、体を動かすことでスイッチが切り替わり、仕事モードにスッと入っていくことができるのだろう。

情報発信で社員の健康を守る

事務所内の掲示板には季節ごとに健康情報を掲示している。もともとは現会長の奥さんが社員の健康を気づかって始めたそうだ。手洗いの仕方、弁当の扱い方や保管の仕方など日常的なものが多かったが、今では食中毒や熱中症、インフルエンザなどに注意を呼びかける貴重な情報提供の場になっており、従業員の注目も高くなっているという。
毎年2月には、すべての仕事をストップして全従業員が受講する健康研修会を開催している。食生活、タバコの影響など、テーマを変えて医師会などの専門家から話を聞き知識を深めているそうだ。消防署の方を招いて、AEDの使い方をレクチャーしてもらったこともあった。
一方、同社は分煙も進めている。事務所棟、工場棟に1箇所ずつ喫煙ルームが設けられ、使用時間も決められている。室内には禁煙治療に関する情報が張り出してある。一人ひとりが自分自身の健康に対する自覚を新たにし、最少人数で最大の力を発揮できる環境づくりを進めているという。

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年4回、季節に応じて健康情報を掲示して
注意を呼びかけている。

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喫煙ルーム。
室内には禁煙治療の張り紙も。

とやま健康ラボ Report

毎朝ちょっとの運動が、
頭の切り替えにもなるようです。

Voice~社員の声~

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「健康研修会でタバコの悪影響を再認識してから本数を減らした」と話す品川豊門(とよゆき)さん

昨年の健康研修会のテーマは「タバコの悪影響」でした。自分は喫煙派ですが、やはり考えさせられましたね。ドキッとしました。子どもができたこともあり、それまで毎日1箱以上吸っていたのが、今では半分以下に減りました。インフルエンザの予防接種も会社が全額負担してくれるのでありがたいです。いつも元気で仕事ができるよう、健康には気をつけていきたいですね。

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