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猿倉ジュニアスポーツクラブ

猿倉ジュニアスポーツクラブ

富山市坂本
会員数:32名


(平成29年3月時点)

子供と一緒の運動で体力アップ

健康づくりReport

子供と一緒の運動で体力アップ

子供と一緒の運動で体力アップ

猿倉ジュニアスポーツクラブでは、保護者も参加するプログラムをスタートした

子供と一緒の運動で体力アップ

猿倉ジュニアスポーツクラブは小学1〜6年生を対象に、様々なスポーツ体験を行うクラブ。14年前に結成された。これまで、スキーの国体選手などを輩出している。
普段行っている週2回の活動は子供たちだけのものだが、このたび保護者からの要望もあり、大人も一緒に参加できるプログラムを始めた。
この日、船峅小学校体育館で行われた内容は大きく分けて2つ。エアロビクスとビーチバレーである。まずはエアロビクスから始まった。
軽快な音楽が流れるなか、富山県国際健康プラザ(愛称:とやま健康パーク)から招いたインストラクターがステージでデモンストレーションを行い、それを見ながら体を動かす。背伸び、膝の曲げ伸ばしといった簡単な運動から、その場で元気よく歩く運動、さらに歩きながら手を大きく広げる運動、前後に動く運動が加わった。始まって5分。子供たちは元気だが、保護者の方の中には少し息があがっている様子の人も出てきた。何とか20分の運動をこなし、しばし休憩。腰をおろす人も多い。
水分を補給して再スタート。大きく体を動かす運動が続く。全身運動はもちろんだが、足首、膝など部分的に動かす運動も加わり、これはかなりハードなものだろう。総計約50分のエアロビクスが終わると、みんなで拍手して喜んだ。

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エアロビクスは5分もすれば意気があがる保護者も

再認識する、体を動かす楽しさ

後半はビーチバレーだ。子供と保護者混合の6チームが4面のコートでバレーを行う。準備体操の後、ボールを使って練習。子供たちも親と一緒なので楽しそうだ。
簡単なルール説明とサーブの打ち方などを教わり、試合がスタートした。最初、保護者のほうは子どもに遠慮しながらボールを打っている感じであった。一方、子供たちはおかまいなしに力任せで打ってくるので、なかなかボールがつながらない。ボールを追いながら左右前後に瞬時の動きが求められ、体を曲げたり伸ばしたりしなければならないので、結構な運動になる。とっさのもう一歩がなかなか踏みだせず、ボールを落としてしまう大人が多かったが、慣れるに連れてボールがうまくつながり出した。
1試合10分の試合をローテーションしていき、最後のほうはコンビネーションもうまくようになった。
40代の男性は「体を動かすことはやはり楽しい。機会があればまた参加したいですね。最近は、子供のマラソンにも追いつけないほどですが、体力をつけたいですね」と話す。また30代の女性は「普段、運動することはほとんどありません。自分の体力のなさを痛感しました。これではいけません」と反省し、運動を心がけようと話した。

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ビーチボールでは、慣れるにつれてボールがつながるように

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子供たちと一緒なので楽しさもひとしお

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「保護者の方が運動を始めるきっかけになればいいですね」と、企画のねらいを話す代表の小川耕平さん

猿倉ジュニアスポーツクラブは、小さい時に楽しく様々なスポーツに親しんでもらうことを目的に活動しています。今回は保護者の方から、子どもたちだけでなく自分たちも体を動かしたいという声があったので、大人も一緒にできるプログラムを取り入れてみました。親子で健康・体力づくりに興味を持ち、家族で継続して実践してくれることを願っています。

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