特定健診・特定保健指導とは?

特定健診は、「メタボリックシンドローム」に着目し、生活習慣病のリスクを調べるために行います。
メタボリックシンドロームとは、内臓の周りに脂肪が蓄積した状態に加え、脂質異常、高血圧、高血糖のうち、2つ以上が当てはまる状態をいいます。メタボリックシンドロームになると、心臓病や脳卒中といった病気のリスクが高まります。
特定健診で、生活習慣病のリスクのあることが分かった方には、看護師や保健師、栄養士などによる特定保健指導を行います。
特定保健指導では、検査や問診結果から、生活習慣の見直しが必要な人を判定し、運動不足や偏った食生活、喫煙といった生活習慣の改善についてアドバイスを行い、あなたの健康をサポートします。

特定健診・特定保健指導の流れ

1

特定健診の案内

特定健診の対象となる方には、受診券や健診案内が送付されます。

2

特定健診の受診

3

特定保健指導対象者の選定

検査や問診結果などを総合して、腹囲及び追加リスク数を判定し、特定保健指導の対象者が選定されます。

4

結果の通知

5

特定保健指導

特定保健指導の対象となった方には、看護師や保健師、栄養士などが生活習慣改善のアドバイスを行います。
積極的に特定保健指導を受けましょう。

健診を受けている人、受けていない人の
生活習慣病にかかる1人あたりの医療費の差

※令和3年度 富山県市町村国保

特定診断割合 ペン ペン

特定健診の項目は?

特定健診には基本的な項目と、一定基準のもとに、医師が必要と認めた場合に実施される詳細な健診項目があります。
(お住まいの市町村によって検査項目が異なる場合があります)

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  • ・身体測定(身長、体重、腹囲)
  • ・血液検査(脂質、血糖、肝機能、腎機能)
  • ・尿検査 ・診察 ・血圧測定
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  • ・貧血検査
  • ・心電図
  • ・眼底検査など